知多半島のローカル出版社に勤める相馬は、 愛妻の紀子と夫婦二人暮らし。
愛知県の知多半島に住んでいる。


第一線を退いた窓際記者の相馬は、
まだ若い情熱溢れる20代カメラマンの 榊原と共に取材を重ねていく。
周りには理解されない榊原の情熱だが、 もしかしたら相馬はそこに 過去の自分を重ねていたのかもしれない。


相馬はある日、自分の家に榊原を招待し、 愛妻紀子の得意料理を榊原に振る舞う。
ありふれた普通の幸せな毎日。
静かに自然体で生きる相馬夫婦をみて、 榊原の心はゆっくりと動き出すが...。


変わってゆくもの、変わらないもの、 そして積み重なっていくもの・・・
相馬の思いやりと優しさが知多半島を舞台に静かに優しく紡がれます。